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トップメッセージ

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
さて、2023年3月1日から2024年2月29日までの第38期の営業概況についてご報告申しあげます。
当期におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の分類が5類感染症へ移行し、人流が回復基調となったことにより、個人消費やインバウンド需要等社会経済活動が正常化しつつありましたが、原材料価格や光熱費の高止まり等による物価高騰、人件費の上昇、ウクライナ情勢の長期化など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような環境の下、当社は、従業員の労働時間の短縮、設備投資抑制による資産の圧縮、人件費や家賃等の販管費の圧縮、原材料価格の高騰に伴うメニューの見直し、ザめしや業態のカフェテリア方式においてご注文を受けてから調理しご提供するツーオーダーとの一部併用、収益改善の見込めない店舗の業態転換や退店、各業態での公式アプリ導入等、事業活動継続のための施策を実施してまいりました。
店舗では新型コロナウイルス感染症予防対策を継続し、お客様の安心・安全の確保と従業員の健康管理に努めております。また、全業態で宅配サービスを導入しており、「出前館」、「UberEats」、「Wolt」と連携、宅配サービスを拡充するほか、10月及び2月に一部価格改定を実施し収益力の向上に取り組んでおります。

当期の店舗展開につきましては、閉店が21店舗となり、期末の店舗数は95店舗となりました。

これらの結果、当期の売上高は10,426百万円(前期比5.4%増)、営業損失は25百万円(前期は営業損失593百万円)、経常利益は5百万円(前期は経常損失204百万円)、当期純損失は734百万円(前期は当期純損失447百万円)となりました。

株主の皆様におかれましては、引き続き当社事業へのご理解とともに継続的なご支援を賜りますようよろしくお願い申しあげます。

代表取締役社長 大平 毅

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